骨材露出処理工法

骨材露出処理工法

コンクリート舗装のすべり抵抗の向上を目的として施す工法です。施工時、コンクリート表面仕上げ終了後に凝結遅延材を散布し、養生後表面のモルタル部を削り取り、骨材を露出させることによりすべり抵抗を向上します。
歩行者系道路舗装では、水洗いにより骨材を露出させる方法や、コンクリート打設時に表面に自然石を散布・圧入する方法もあります。

特長

●コンクリート表面に小さな凹凸を付けることでタイヤと路面間で生じる騒音を軽減し、更に、グル—ビング工を省くことができるため、騒音低減効果があります。
●粗骨材を露出させるため、すべり抵抗性を安定的に確保できます。
●施工時に表面のモルタル分を除去することにより、粉塵発生を抑制します。
●凝結遅延剤はシート式より散布式の方が、ムラがなく仕上げることができます。

用途

一般道路、高速道路、トンネル内舗装

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