コンサルティング事業
安全と快適を維持。
人々の暮らしと高度な経済活動を支える社会基盤の活用には、適切な維持管理が不可欠です。道路舗装における維持管理の技術~計画、点検診断、性能評価・予測、補修等の設計~とアセットマネジメントとをリンクさせ、道路の戦略的維持管理を提案しています。
TOA-PMMS
(舗装維持管理システム)
公共事業を取り巻く厳しい財政事情や社会資本の老朽化を背景に、道路資産、人材、予算等を効率的に運用するアセットマネジメントが注目されています。東亜道路工業がご提供している舗装維持管理システム「TOA-PMMS」では、各種調査機器による測定データから舗装の状態を一元的にデータベースに管理し、補修が必要な区間を選定するとともに、最適な維持補修工法を推奨して道路管理者の課題解決をトータルでサポートします。また、事後評価を実施して管理目標を再設定することで、システムの信頼性を向上します。
TOA-PMMS で活躍する調査機器
FWD (Falling Weight Deflectometer)
FWDは路面に載荷板を設置しておもりを落下させ、この時に路面に生じる衝撃荷重とたわみ量を測定します。たわみ量は既設舗装各層の構造的な強弱によって変わるため、たわみを解析することにより、弾性係数の推定や、路床の支持力の評価などを行うことができます。
FWDについて詳しく見る小型FWD
おもりを落下させたときの路床や路盤の荷重とたわみ量を計測し、地盤の弾性係数や地盤反力係数を求め、路床や路盤を評価します。
CHASPA
CHASPAは舗装の戦略的な維持管理に必要な路面性状データを正確かつ迅速に測定するための調査測定車です。「ひび割れ」「わだち掘れ」「平たん性」などの路面性状データを同時に計測します。
また、当社のCHASPAの特徴として前方路面画像の等間隔撮影、国際ラフネス指数(IRI)の計測、路面テクスチャの指標である MPD(Mean Profile Depth)の計測も行うことができます。
スマートフォンを用いた路面性状計測
任意の車両にスマートフォンを設置して走行し、内蔵センサを用いて路面のIRIや平坦性を計測すると同時に、アクションカムで路面の写真を撮影します。既存の高精度な路面プロファイラと遜色ない、高い計測精度が得られます。